2026/01/15
【基本編】健康食品に関する薬機法NG表現TOP10
健康食品やサプリメントの広告や商品紹介では、「◯◯に効果がある」「◯◯に効く」といった表現を使いたくなるだろう。
しかし、健康食品は医薬品ではないため、薬機法の観点から効能・効果を断定するような表現はNGとされている。
医薬品的な効果効能を想起させる表現は、消費者に誤解を与えるおそれがあるため広告で使ってはならないのだ。
本記事では、健康食品広告でよく見られるが薬機法上NGとなる表現を10個ピックアップした。まずは【基本編】として、初心者が最低限押さえておきたい代表例を紹介する。
NG表現1:「病気を治す/予防する」
NG例:「ガンが治る」「認知症に効く」「糖尿病を予防できる」
健康食品は「食品」であり、疾病の治療・予防を目的とした表現は薬機法で禁止されている。病気を治したり、病気になるのを防いだりする効果をうたうことはできない。
代替表現:「健康維持をサポート」「日々のコンディション管理に役立つ」
NG表現2:「体重が減る/痩せる」
NG例:「このサプリを続けることで5kg痩せる」「飲むだけで痩せる」
体重の減少や脂肪の減少といった身体の変化を断定する表現は医薬品的効能と判断され、薬機法で禁止される。
代替表現:「ダイエット習慣をサポート」「毎日のカラダづくりに役立つ」
NG表現3:「血圧を下げる」
NG例:「血圧を下げる効果あり」「高血圧が改善する」
血圧などの数値の変動や改善を直接うたうことは、医薬品的効能効果とみなされる。
代替表現:「健康的な生活習慣の維持を助ける」「毎日の健康バランスを応援」
NG表現4:「コレステロール値が改善する」
NG例:「コレステロール値が改善する」「血液がサラサラになる」
身体の機能に関する具体的な改善・変化を断言する表現は薬機法でNG。
代替表現:「バランスの良い生活をサポート」「健康維持に寄与」
NG表現5:「疲労回復効果がある」
NG例:「疲れがすぐ取れる」「飲めば疲労回復」
疲労の改善を断定的に表示すると、医薬品的効能となり薬機法違反になる。
代替表現:「日々の活力維持をサポート」「元気な毎日づくりに役立つ」
NG表現6:「免疫力が高まる / 免疫強化」
NG例:「免疫力が高まる」「感染を防ぐ効果」
「免疫」「感染防止」など、体の防御機能に影響する表現は医薬品的効能を想起させるため扱えない。
代替表現:「健やかな日々をサポート」「毎日のバランス維持に寄与」
NG表現7:「関節の痛みが和らぐ」
NG例:「飲むことで関節の痛みが和らぐ」
痛みの症状の改善を断定する表現は医薬品的効能となるため禁止される。
代替表現:「スムーズな動きをサポート」「アクティブな毎日を支える」
NG表現8:「腸内環境を改善する」
NG例:「腸内環境を改善する」「善玉菌が増える」
「改善」「増える」といった身体の内的な変化を断定する表現はNGとされる。
代替表現:「毎日のスムーズな生活習慣をサポート」「内側からの健康維持に寄与」
NG表現9:「ストレス・不眠が解消する」
NG例:「ストレスが解消される」「ぐっすり眠れる」
精神・神経系の症状改善を断定すると医薬品的効能として扱われる。
代替表現:「リラックス習慣を助ける」「心地よい毎日を支える」
NG表現10:「細胞レベルの働きを活性化する」
NG例:「細胞レベルで働きを活性化」「老化防止効果」
身体の構造・機能レベルに直接作用する表現は医薬品的効能となる。
代替表現:「健康バランスを整える」「内側からイキイキ」
健康食品・サプリメントは、医薬品的な効能効果を断定的にうたうことができない。
病気の治療・予防、数値や症状の改善、身体機能への直接的な作用を示す表現は禁止とされるため、広告やLP制作時には「サポート」「維持」「寄与」といった穏やかな言い回しに言い換えることが重要だ。